99年1月1日号





■エクスプレス

あの湯川専務が渋谷の街でひと仕事!
'98年12月6日に、東京、渋谷の渋谷区公園通りで行われた、“ライトアップX'mas”イルミネーション点灯式に湯川専務が登場。
会場に現れた湯川専務の知名度はバツグン。女子高生から「専務~」と声がかかるなど、すっかり人気者。

ポケットステーション発売延期!

FACE

橋本真也

橋本 俺もハマルとすごくてね、中学生のときに、ちょうど『インベーダー』ブームだったんですけど、1ヵ月のおこづかいが、1日で『インベーダー』に持って行かれましたから(笑)。それがすごく悔しくて、もうゲームはしないぞって固く誓ったんですよ。

――それからず~っと、ゲームにはいっさい近寄らなくなった、と。
橋本 いや、ファミコンのときに誓いを破っちゃって(笑)。『ファミスタ』ってあったじゃないですか。あれにうちのレスラーみんながハマって。それこそ飲みに行く前に1プレーやって、「負けたほうがオゴリだぞ!」って(笑)。それをほぼ毎日だから、いま思うと、すごいことをやってたなぁ。

――じゃあ、べつにゲームが嫌いというわけではないんですね?
橋本 嫌いじゃないんだけど、ハマっちゃうからプレーしないだけなんですよ。ライガーさんや、ケンスケなんかは、よくゲームで遊んでますけどね。彼らは完全にハマっていますよ(笑)。

――ライガー選手や佐々木選手は、このゲーム(新日本プロレス 闘魂炎導2)が出たら、大喜びでプレーするんじゃないですか?
橋本 でしょうね。お互いが自分のキャラを使って対戦させたり。俺は、それを見ながら茶化しているんじゃないかなぁ、と。

――とか言いつつも、いっしょにプレーしてたりとか……?
橋本 いやぁそんなことは……。う~ん、プレーしているかもしれない(笑)。そうなったら、トコトンやっちゃうだろうなぁ(笑)。




■ビッグニュースとビッグじゃないニュースでふり返る'98そして'99

みんなに聞いた '98年ビッグニュース '99年ビッグ抱負

宮本茂氏

'98年ビッグニュース・・・いろいろあった。石ノ森さんが亡くなったことや、あと『ゼルダ』が完成したことなど。個人的には、20年間やってきた仕事の評価としてアメリカでAIASの個人功労賞をいただいたり、日本でコンテンツ振興協会の会長賞をいただいたこと。国内でのニンテンドウ64の勢いとは対照的な評価ずくめの年でした。

'98年ビッグじゃないニュース・・・長男が中学校に進学して、その友だちが家に遊びに来てゲームの話をする。身近にリアルなモニター環境ができました。いまはみんな『ゼルダ』で盛り上がっている。

'99年ビッグ抱負・・・64DDを使ったり、カラーゲームボーイとつないだり、新しいゲームの構造に挑戦したい。

'99年ビッグじゃない抱負・・・今年は会社にいる時間をもっと短くするぞ! 仕事を含めていろんなことをやりたいから。たとえば、楽器の演奏。いまはただ練習ばかりを楽しんでいるのですが、もう少しファミリーバンドとか仲間内のアンサンブルとかまとまりのある楽しみかたをしてみようかなと思っている。
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佐藤仁美/96年9月13日号





■エクスプレス

来場者大満足!? 東京ゲームショウ'96

公共機関主催でゲーム大会開催!
8月11日、東京都福生市、福生駅西口公営駐車場で『バーチャファイター キッズ』の大会“福生七夕まつり実行委員会杯争奪ゲーム競技大会”の決勝戦が行われたぞ。このイベントを主催したのは、福生市役所などで構成されている福生七夕まつり実行委員会。
[※『決勝戦に残った上位3人』として、小学生たちと一緒に載ってる、長髪メガネの青年がヤバイ]


■町内会

大特価人魂商品


(神奈川県 小人っくる)


(岡山県 ピロー)

報告書
・10年近く壁に貼っていた浅香唯のポスターを剥がしたら、その下には新品の中村由真のポスターが隠れていて、ちょっと感激。/千葉県 コッヒ
・ぼくが寝ようとすると決まってジャカジャカジャンケンを挑む20歳の兄貴。/徳島県 ラリロン
・俺のお古のキン肉マンビーチサンダルを文句を言わず履いている弟を見ていると少しだけヒーリングされる。/神奈川県 洋風たこ焼き大盛り
・日本でいちばんのバズーカの使い手といえば高田純次だ。/兵庫県 サッブー


■アイドルスタジオ

佐藤仁美








■表4広告

スマッシュコート



[※彼女たちの名前を知っている方がいたら教えてください]

N64発売直前 宮本茂氏会見/96年6月21日号





[※この号で創刊からちょうど丸10年]

■エクスプレス

ネット名は“ぷらら”だ
セガやソニーなど5社が出資しているジーアールホームネットが、いよいよ10月1日にパソコン通信ネットを開局するぞ。ネット名は“ぷらら”。オンラインショッピングや通信カラオケ、ネットワーク対戦ゲーム、インターネット接続などが利用できるぞ。


■クロレビ

(浜村、水ピン、渡辺、羽田)

セガ、ソニー、そして任天堂(50音順)のニューマシンが、いよいよ勢揃いするっ!! 第2次ゲーム機戦争は、年末にどのマシンでも100万本ソフトが誕生しそうな、高レベルの戦いに突入しそうだ。ボクの読みでは三つ巴の様相を呈してきそうな気配だけど……。どう思う? (浜村)

疾風魔法大作戦
5 5 7 7
避けよりもゴリ押しで進む大味タイプ。早くゴールすることと敵を倒すこと。この相反することをバランスさせてプレー。シューティング本来の快楽を求めると順位が低くなり、順位を追求するとやられてしまう。そのジレンマを楽しむのだろうが、爽快感が低くイライラがつのる。(水ピン)


■広告

PC-FX アニメフェスティバル

★日時/6月22日(土)・23(日) AM10:00~PM5:00
★場所/東京・池袋サンシャインシティ文化会館2階Dホール
★入場無料 会場内でのコスプレOK!




■様子見くんアメリカへ行く

ニンテンドウ64は買いか、待ちか!?

E3の様子を見てみた!!
ライバル3社のアメリカ戦略を探ってみた
ソフトメーカーや小売店、問屋はどう考えているの?

宮本茂氏の動向を探ったぞ
E3開催前日に行われた日本の報道陣向けの会見で、宮本茂氏の意見を聞いてみたぞ。

――現在の『スーパーマリオ64』の完成度はどの程度ですか?
宮本 完成しています。『マリオ』が完成したおかげでアメリカに来ることができました(笑)。

――完成度に満足していますか?
宮本 あと1、2ヶ月でも、やれと言われれば、やることはいくらでもあります。『マリオ64』はニンテンドウ64のスペックの60%くらいしか使いこなしていませんから。もう、きりがないんですよ。あと半年作り続ければ、まだまだいろんなことができるのですが、容量のほうも苦しくなってきたのでそれはつぎの機会ということで仕上げることにしました。

――ステージは何面ですか?
宮本 全部で15世界あります。使い回しが少なくて、バラエティーに富んだ世界になっていますね。自分から楽しもうとする人には、かなり楽しいゲームでしょう。3日目くらいから、とくに良くなるゲームです(笑)。まあ、家庭用ハードの神髄のゲームじゃないかと思っているんですよ。

――今回マリオは、かけ声を出しますが、これには何か狙いがあったんでしょうか?
宮本 サウンドの人が入れたがったからです。うちは民主主義なんで(笑)。まあ確かに、従来のようなジャンプのときのビョ~ンというシンボリックな音ですますのは、辛くなってきたという部分もあります。絵の質が上がると、それに合わせてリアルにしていかないといけませんから。

――去年の11月に行われたファミコンスペースワールドで多くのユーザーがプレーしましたが、そのときの声は反映されましたか?
宮本 とくに、あのイベントでの意見を反映したというわけではありません。でも、やはり初めての3Dスティックを採用したゲームなので、小学生にも扱えるのかとか、いろいろ問題がありましたので、モニターはけっこうとりましたね。おじさんから子供まで、いつもよりたくさんテストプレーをしてもらいました。いろいろ聞きながら調整したので、ユーザーの声はかなり取り入れられていると思います。

――ディスクドライブで発売される『ゼルダの伝説64』は、どの程度完成しているのでしょう?
宮本 バラバラのブロックごとに作っているので、何がどこまで完成しているとはっきりは言えません。ただ、この『マリオ64』のシステムが完成した時点で、『ゼルダ64』のシステムも半分が終わったとも言えます。『マリオ64』のシステムに似た、ちょっと違ったシステムで『ゼルダ64』を作っているので、実際に動いている部分もかなりあります。マイクロコードという機能が“64”のプログラムの中にあるのですが、このプログラムを変化させるだけで“64”のグラフィック性能を変えることができるのです。そのマイクロコードの実験をしている段階ですね。スピード優先とかグラフィック重視とか、いろいろ試しながら『ゼルダ64』を作っています。CPUの処理が速いという利点もありますし、おもしろいものができあがってきています。それを使ったアイデアというのがいっぱい出ているんです。ファミコン版『ゼルダ』を発売したとき、部屋ごとに画面がスクロールして、ゼルダスクロールとか言われたように、“ゼルダ64システム”と言われるような特徴的なシステムを作りたいと考えています。

――宮本さんが“64”のソフトの監修をするという話がありましたが、E3に出展されているソフトのどのくらいを監修したのですか?
宮本 今後発売されるソフトはほとんど監修する予定です。当然、僕ひとりですべて見るわけにはいかないので、日本の任天堂全体で見ることになります。『パイロットウイングス64』は、かなり監修するつもりだったんですが、『マリオ64』に全面的に取り組んでしまったためあまり時間が取れなくなってしまいました。いま、任天堂のチームが何人も通い詰めて監修をしているので、発売されるときは、かなり完成度が上がっていると思いますよ。今後発売されるソフトも、半分くらいのタイトルは、日本で大がかりに監修する予定です。残りの半分も、最終チェックの段階で監修することになりますね。

――では、ほとんどのソフトを任天堂が監修するのですか?
宮本 まあ作る人の自由もありますが。全部任天堂が手を入れるという言い方はよくないんだけど、マリオクラブで、75点以上取れないようなソフトは出さないという覚悟で取り組んでいますので。

――“64”の現在のラインナップは3Dものが多いですよね。今後も3Dが主流になるのでしょうか?
宮本 べつに全部3Dになるとは思ってはいません。たしかのこのハードは3Dに向いていますが、2Dのソフトもいろいろ作っています。『ヨッシー』なんかも作っているのですが、けっこういい手応えを感じていますよ。3Dとか2Dとか言いますが、内部的にどうやっているかというだけで、ユーザーにとっては関係ないと思いますね。いちばん遊びやすい見せ方をすればいいだけですから。全部が3Dゲームになるとは思いません。3Dでポリゴンをつかっているとかということと、ゲームのおもしろさは関係ないとわかっていると思いますよ。ユーザーは。



[※そのほかの宮本茂関連記事はこちら]


■真十年

やったぞ!! 週刊ファミ通10周年!! 10年を7ページで総決算だ!!

[※節目節目に必ずやる、「あの○○(編集者)もかつてはこんなヨゴレ仕事を……」みたいなコラムを交えながらその歩みをふりかえるというパターンの記事]

ファミ通の思い出
東府屋ファミ坊
10年もやっていると、いい記憶しか残らない。創刊号がまったく売れなかったことも、徹夜明けの朝、大雪での帰路途中、クルマが1回転したことも、忘れてしまった。心に残るいちばんの思い出は、週刊化を決心した6年前、合宿の席で「2倍以上忙しくなるけれど、ぜひ週刊誌にしたい!」と提案したときに、浜村(現ファミ通編集長)と水野(現サラブレ編集長)を先頭に約50人のスタッフが全員一致で賛成してくれたこと。あれはうれしかった。


■町内会

報告書
・バタ子はアンパンマンの顔を投げて、1回だけはずしたことがある。/北海道 ラスプーチン
・このまえゲームショップでソフトを予約しようとしたら、「キミに予約は似合わない」と断られた。/北海道 ライアン
・福田有宵先生はライガーがいないと思って図にのってる。/兵庫県 TAKEKUMA

バーチャルボーイ未発売タイトル/95年10月6日号





■エクスプレス

映画版『モータル・コンバット』全米ナンバーワンヒット記録!!
その興行成績を見れば一目瞭然! 全米興行成績トップテンで3週連続1位を記録し、8月オープニング作品の中でも史上第2位に入るという堂々たる内容となっているぞ。


■クロレビ

(浜村、羽田、渡辺、内沢)

美食戦隊 薔薇野郎
4 4 5 4
『ファイナルファイト』をベースに、ヘンなノリのゲームを作ろうとしたんだろうけど。肝心のヘンさ加減が中途半端だから、ホントのヘンなゲームになっちゃってるなぁ。『超兄貴』まで切れていたら、それはそれで個性として大いに評価するんだけど。もうひと切れ、ほしかったなぁ。(浜村)

ヴェルヌワールド
7 7 6 7
戦闘とかのシステム自体は、どこにでもよくあるタイプのものだね。なのにグイグイ引き込まれていくのは、設定の奇抜さ。壊れてしまったロボット遊園地が舞台という、なんでもありの物語がおもしろく完成度が高いから。現代を舞台にしたファンタジー。『MOTHER』に近い香り。(浜村)

聖剣伝説3
8 8 8 7
グラフィックのトーンは明るめ。操作は簡単便利。いかにも万人受け狙いの優等生。でもそのじつ、マニアックにも遊べる“濃さ”も備えている。クラスチェンジ。キャラをどう成長させるか。この工夫が楽しい。もう一度プレーさせる気にさせる仕掛けもいっぱい。歯ごたえ、あるぞ~。(浜村)


■町内会

報告書
・桑マンは、なぎら健壱の2プレーヤーカラー。/大阪府 李儒
・うちのテレビは『ズームイン!! 朝!』に福留功男が出たときだけ異常に画面が歪む。/愛知県 プリン
・どうも俺の親父はパーやん運送で働いているようだ。/京都府 毛先がQ太郎


■ガバスシステム



[※「3月10日号のアバタールチャリティーオークションでガバス顔登場権を落札した今井君」だそうです]


■獣神サンダーライガーのトラブルスープレックス

Q. 僕はいまとても困っています。友だちのひとりが僕に万引きをやらせようとするのです。ふつうなら笑ってゴマかすのですが、そいつのお父さんはヤクザ関係の人なのです。当然そのことで、その友だち自身もそうとう幅をきかせています。どうしたらいいのでしょう? 本当に困っています。(福岡県 るいパン粉)
A. まずは先生に言うしか方法はないだろうな。それでダメなら親に相談してみよう。本当にどうしようもないときは警察に訴えなきゃならない。学校の問題だから、できれば学校のなかで解決しよう。


■新着ゲーム通信

湾岸戦線 RED CITY


空とぶヘンリー


[※2作品とも発売中止。ネット上でほとんど情報を見かけないので補完しておきます]

中嶋美智代/93年6月11日号





■エクスプレス

3DOの最新情報 製品名は "FZ-1REAL"!
第1弾ソフトは『ジュラシック・パーク』!

“ピコ”といっても紅茶じゃないぞッ! セガが幼児向けコンピューターを発売
このピコの最大の特徴はソフトが絵本のカタチをしているところ。テレビには絵本と同じ場面が映し出され、絵本のページをめくれば、場面が変わるといった具合だ。


■アーケードマニアック

第118回 Super Othello


■町内会

AKASAKA(回文)
・板や石を使い、かつ惜しい屋台/大阪府 てんぷら

報告書
・友人のHは快楽主義者です。/大分県 ターザン鈴木
・何があろうと、このコーナーの常連だけにはなりたくない。/三重県 板
・『ミシシッピー連続殺人事件』の1号室と16号室には気をつけろ!!/長野県 荒井注は風


■アイドルSTUDIO

中嶋美智代








■gamedas '93

[※イザベラ永野担当の記事。『ゲーム用語事典』という新刊ムックの番外編として、ファミ通編集部内で使われる『スラング』(ウッドボールなど)や、編集用語、ファミ通スタッフなどを、50音順/7ページに渡り解説するという内輪企画。『昔のファミ通』スレの元編集だった方の話によると永野は元ハウサーだったそうで、この企画などたしかにそのへんの趣味が色濃く出ているような気がします]




[※『ゲーム用語事典』(アスキームック)は、ゲームに関する用語を、スタパ・ゲヱセン・渋谷の3人が、投げやりな用例を交えつつ解説した本。おもしろい]

97年5月30日号





■エクスプレス

ゲームボーイに新カラーが登場だ!

ビビビビッグニュース! 任天堂のゲームボーイポケットに、新しいボディーカラーが登場しちゃうぞ。その色は、なんとピンクなのだ!
『たまごっち』とのセット販売もあるのだ。

また非売品だけど、“光るゲームボーイ”も登場するぞ。これはイマジニアから7月18日に発売されるニンテンドウ64用ソフト『マルチレーシング チャンピオンシップ』のタイムトライアルキャンペーンの賞品として作られたものだ。


■TOP30

1 TOBAL2 [NEW]
2 下級生 [NEW]
3 ポケットモンスター
4 スターフォックス64 [NEW]
5 機動戦艦ナデシコ~やっぱり最後は「愛」が勝つ?~


■クロレビ

(野田、水ピン、永野、内沢)

龍的五千年
6 4 5 5
古いタイプ。あからさまにフラグを立てることが目的で、やらされてる感が強い。話自体は興味深いが、いかにもゲーム的な作りで感情移入しにくい。「アドベンチャーゲームは難しくてダメ」という、初心者にはいいかも。グラフィック、サウンドともシンプルで寂しげ。(水ピン)

ミニ四駆GB Let's&Go!!
8 8 8 6
走り込んで各コースに合わせたセッティングを煮詰める。タイムが伸び悩んだり、コースアウトを繰り返したりと、本物の楽しさがまんま味わえる。盛りだくさんの作りで奥深い。改良点や結果が即数字で現れるのは、さらに熱くなれる。画面が見やすくカラーに対応してるのも○。(水ピン)

マリーのアトリエ~ザールブルグの錬金術士~
7 9 8 6

がんばれ森川くん2号
7 7 7 8


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