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糸井重里『MOTHER2』インタビュー/94年9月2日号






■MOTHER2

糸井重里 大人と子供とおねーさんに語る

――今回は舞台が地球っていうふうに場所も広がっていますが、最初から考えていたんですか?
糸井 『1』が終わった時点では、宇宙まで入れちゃいたかったんです。『3』と関係ないから言うんだけど、星巡りもさせちゃいたかったんですよ。でも、それをやると、逆に話が意外じゃなくなる。それで大風呂敷を広げるのをやめたんです。RPGをやってて思うのは、ずっと同じような画面が続くってことなんです。アニメみたいにきれいじゃない。景色も変わらない。それがイヤだったんで、行く先々を旅行するような場所が変わる楽しみがあるゲームを作りたかったんです。
――それが地球ってわけですね。じゃ、わりと早く宇宙はやめようってことになったんですか?
糸井 いや、けっこう考えてました。3,4ヵ月引きずってました。

――戦闘シーンでは、HPがスロットのドラムのように回転する、新しいシステムになっていますよね。あれは最初から決まっていたんですか?
糸井 戦闘システムは、半年くらいは別のものを考えていたんです。最初はパチンコ玉だったんです。うちの会社の前にパチンコ屋ができて、ちょうどみんながパチンコをやっている時期だったんで(笑)。パチンコ玉が上の皿からどんどんなくなっていくときとか、命がすり減っていく感じするじゃないですか。なんとかあの玉でHPとかを、全部表現できないかってね。パーティーの分だけ玉がザラザラッて減っていくのは怖いじゃないですか。ただ、分量が多くなると表現するのが大変で、画面の3分の1くらい確実に取っちゃうんですよ。それはそれで進行していたんだけど、このままじゃまずいなあって思ってね。
――それで、パチンコからスロットになったっていう……。
糸井 じつは、ガソリンのメーターがヒントなんです。あれってトロトロ下がっていくじゃないですか。あのトロトロ感は嫌だなあって。デジタルじゃなくて、アナログでトロトロ減っていくっていう、途中のプロセスが怖いわけですよ。

――作っている途中でほかに変わったところはあるんですか?
糸井 自転車の操作も変わったね。最初は、ラジコンと同じだったんだけど、歩行と同じになったから。
――このまえプレーしたときは、まだまえの操作でしたけど……。
糸井 けっきょくキャッチフレーズに「おねーさんも」って入ったときに、簡単にしようってことになったんですよ。じつは、オレが乗れなかったってのも大きな理由だけど(笑)。問屋さん向けの説明会とかで全国を回ったんだけど、そこで、「自転車はラジコンなんですよ」なんて言ってまたウソをついたよ(笑)。

――『2』をプレーする人たちにメッセージはありますか?
糸井 まえは、もっとシロートというか、おねーさんがプレーしてたんですよ。でも、最近のおねーさんたちはゲームしない。最近はゲームってカッコ悪いとかって思われ始めてるんですよ。街でバスケしたり、ラップしたりっていうヤツは、ゲームしてないんですよ。このままだとゲーム自体がコミケみたいになっちゃうんじゃないかなって。だから、おねーさんとかそういう人に戻ってきてほしいんです。でも、子供たちには、ゲームばっかりやるなって言いたいですね(笑)。ファミコンは楽しいけど、テレビ番組程度ですよ。けっきょく、人間のほうがおもしろい。だって、24メガ程度の人間なんて人はいないわけだから。何億メガみたいな人がゴロゴロしてるんだから。外で理不尽なことを経験したり、楽しいことを経験したり、そういうヤツがファミコンをやるからおもしろいんだよね。だから、そういう人たちがおもしろいっていうゲームを作りたいですね。

――ところで、『3』は?
糸井 2年くらいかかるんじゃないかな。次世代マシンってこともありえる。『3』はまだわからないけど、今回の『2』に関しては、大丈夫だと思いますよ。任天堂の宮本さんを満足させたゲームだから。宮本さんが、「初めてクリアーしたRPGだ」って言ってましたから(笑)。
――それはスゴイですね(笑)。早く製品版をプレーしたいと思います。ありがとうございました。



■クロレビ

(野田、内沢、永野、TACOX)

ハロー! パックマン
9 8 8 8
これはスゲースゲーいいです。森羅万象のリアクションがしっかりしてるおかげで、俺とパックマンの間に奇妙な連帯感が生まれるんだよな。これがじつに楽しい。音もいいしグラフィックも丁寧、肝心要の誘導操作も扱いやすく、よい。ひさびさにナムコらしさを感じた~ぜ~。(TACOX)

アップルシード プロメテウスの神託
5 3 5 3

誕生 ~デビュー~
7 5 7 5

松村邦洋伝 最強の歴史をぬりかえろ!
6 4 5 3



■ビーム通信

ヴァンパイア

(担当:チムコ中堀)

業界初!! 『ストII』を超えたゲームだ!!
格闘ゲームを作らせたら鬼に金棒ですな、と新宿界隈でもっぱらの噂のカプコンが、今回この世に送り出した新作は『ヴァンパイア』。ドラキュラや狼男などのモンスターが対戦する格闘ゲームなのだ。『ストII』を手掛けたスタッフが、“『ストII』を超えるぞ!!”を合い言葉に作っただけあってすごいのだ。もちろんゲームの出来は『ストII』を超えたものになっているから格闘ゲームマニアは大満足なんじゃないかな。見かけたらぜひ遊ぼう。












[※チムコ中堀は『ヘボナイス新聞』を書いてた人(※『ゲームセンターいがらし』はスタパ斉藤との共作)。悪ふざけだけを追求した作風が持ち味]

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