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田尻智『アテナ』レビュー | '87年6月26日号






■TOP30

読者のご意見板
・『愛戦士ニコル』はおもしろい。10回ボスを倒したけど、まだあきない。/埼玉県 根岸 13歳
・『さんまの名探偵』を友だちに借りたら、2日でクリアーしてしまったけどおもしろかった。今度、またかりてビデオにとりたいと思っている。/東京都 浜 14歳
・『ファミリースタジアム2』がでれば、僕はどんなにつまらなくても買います。/岡山県 久戸瀬 13歳

セガTOP10
1 ロッキー
2 スケバン刑事II
3 ウッディポップ
4 スペースハリアー
5 スーパーワンダーボーイ
6 ブラックオニキス
7 ロレッタの肖像
8 ファンタジーゾーン
9 ダブルターゲット
10 北斗の拳

新作が発売されなかったから、顔ぶれがほとんど同じなのだ。でも来週になれば、『魔界列伝』とか『ジリオン』などが発売されるだろうから、それまではドラコや鎌倉の老人と闘っていよう。



■クロレビ

そんなわけで、読者の方々には安心を、そして業界の方々には恐怖を与え続けているクロスレビューです。

ファミリーボクシング
7 7 8 8
ゲームとしては、よくできている。『プロレス』(任天堂)に満足した人なら、それなりに夢中になると思う。ただ格闘ゲームというのは、えてしてマニアックになりがちで、このゲームも例外じゃない。本物のボクシングが好きな人なら無条件にゲームの世界に入り込めるんだけど……。(ファミ坊)

燃えろ! プロ野球
8 8 8 8
『ファミスタ』(ナムコ)に次ぐ野球ゲームの新作。『ファミスタ』の良い面も悪い面も全部わかった上で作られたゲームだから、野球好きの人なら、文句なしに満足できると思う。ただ、プレイの時間がちょっと長いこと、シミュレーションに徹したために外野が広すぎることが、うーん、かな。(ファミ坊)
音声合成チップを搭載してるから審判が“ストライク!!”なんて言うし、ピッチャー交代のときなんかはバックネットのスクリーンに映し出される。まるでテレビの野球中継を観ているよーな、サービス満点、超リアルな野球ゲーム。ジャレコさん、久々のセンター前クリーンヒットってとこかな。(ガスコン)

月風魔伝
7 6 8 8
コナミ久々の力作。『リンクの冒険』と『ドラゴンバスター』の要素をミックスして、『悪魔城ドラキュラ』の続編に仕立てたような感じだ。例によっていつものコナミカラーは色濃く出ているが、ここ2,3作のルーチンワーク的なノリからは外れて、ちょっぴりリッチな仕上がりになっている。(ファミ坊)

ゾンビハンター
8 8 7 6
このゲームはもしかして、コンティニューをつけてしっかりRPGすれば、ものすごいゲームになったんじゃないか、と思う。ニュータイプのアクションRPGだっただけに、ちょっともったいなかった。RPGをそれほど重要視していないのであれば、スタート当初はやさしくすべきだと思う。(ファミ坊)
編集部のゲーマーは1時間ぐらいでクリアーしたけど、名人の約束を守っている子供たちは永久にラストシーンを見れないだろう。(ガスコン)

エキサイティングビリヤード
8 7 9 8
ジミだとゆー点では、ピンボールよりもずうーとジミなのに、なんであんなもんがはやってんのかね。バカみたい。ま、これは、私がビリヤードのよさをわかんないだけなのかもしれないけど。さて、このゲームだけど、実に本物っぽく作ってあっていいと思う。ゲームはいい。でもビリヤード嫌い。(店長)

ファンタジーゾーン (FC)
8 9 9 8
はっきし言って、『ファンタジーゾーン』がこれほど完璧に近いレベルで移植されるとは思わなかった。脱帽だね、脱帽。あえて難を探すなら、一部のキャラがスプライトでたまに見えなくなってしまうのと、BGMがちょっぴりチンケ(2声なんだよね)なことだね。3声使ってほしかったな。(ファミ坊)

[※意外と燃えプロの評価が高い]



■ソフトウェア レビュー

アテナ

アテナはゲームアイドルだ!

今、ファミコンをしないヒトでも“マリオ”という名前を聞けば、
「ああ、あの『スーパーマリオ』のおじさんでしょ。ヒゲをはやしてキノコばっかり食べてる」
とコレくらいの答えは返ってくるだろう。それはもう“スーパーマリオ”がファミコンゲームの人気によって、ゲームとは別にキャラクターとして、ひとり歩きし始めた証拠だ。
コミックの世界で大ヒットした作品から、キャラクター(個性)をもつ主人公たちのエネルギーが、外の世界にまで流れ出して、アニメーションやファミコンソフトになるパターンが、『マリオ』には期待できる。
しかし、“マリオ”についてソフトを作る段階から、キャラクター性を計算されていたか、というといささか疑問だ。いやむしろ“マリオ”のキャラクター性は、ソフト発売後に生まれてきたような気がする。
実際、“マリオ”に関して生い立ちを探ると、デビュー作の『ドンキーコング』では、名もないタダのヒゲおじさんであり、第2作『ドンキーコングジュニア』でヒール(悪役)としてやっと“マリオ”の名をもらっている。少なくともその後、『テニス』の審判役を経て、ビデオゲーム版『マリオブラザーズ』のヒットまでは、“マリオ”は任天堂やファミコンを代表するキャラクターと考えられていなかったワケだ。『スーパーマリオブラザーズ』の大ヒットによって、現在の“マリオ”の個性は作られたのだ。
このように“マリオ”の場合、キャラクターの定着まで、かなり長い時間がかかっているが、“アテナ”ではあらかじめ、キャラクターのアピールを強くして、SNKのアイドルとして育てようとの意図がうかがえる。
ビデオゲーム版発表のときには、“アテナ”にまつわるエピソードをコミックにした小冊子を発行して配布した。そこでは、彼女のプロフィールも細かく紹介されている。また、ゲームセンターではすでに“アテナ”の続編『サイコソルジャー』もリリースされ、コチラのほうも彼女が主役だ。
だがはたして“アテナ”はSNKの“マリオ”になれるのだろうか。“マリオ”でさえ現在の地位を築くのに何年間もの月日を費やしており、よほど突出した個性を持ち合わせていなくては、すぐには難しいと私は考える。“アテナ”の個性を紙の上での設定ではなく、ゲームデザインのなかで、消化していくべきだろう。現在のアピールはおもにイラストやストーリー設定によるモノで、『ロリポップ』や『レモンピープル』の読者には効果が大きいかもしれないが、一般に対する訴求力の点では疑問がある。
“キャラクターを育てる”意識(ロールプレイという意味ではなく)のあるファミコンソフトが意外と少ない現状で、“アテナ”は大変興味深い素材だ。おそらく『サイコソルジャー』をはじめ“アテナ”をメインに置いたファミコンソフトが今後発表されるだろう。そのたびに“アテナ”人気がどう動くか、楽しみだ。
ところで『アテナ』ゲーム自身の話だが、ゲームデザインに関しても、『スーパーマリオ』の影響がうかがえる。右スクロールの画面や、土壁をコワしてアイテム類を探す遊び方は、おそらく『マリオ』のそれだろう。マネではなく、イイモノから学ぶ姿勢がはっきりしていれば、影響を受けるのはいいコトだ。
またパワーアップのとき、“アテナ”の服装が装備によって変化するトコロに注目したい。現在、ゲームの世界はパワーアップするコトが、ゲームデザインの常識になっている。しかし親切にプレイヤーがパワーアップしたコトを絵で見せたりするゲームは、そう多くないのが現状だ。パワーアップアイテムを取っても、効果がよくわからなかったり、数値で表示したりするマニアックなモノが多く、多くのファミコンファンは両手を挙げて首をかしげている。その点では、『アテナ』のパワーアップは、プレイ中必ず見ている主人公の服装が変わるので、問題なく遊べる。本当は、コレが当たり前のコトなだが、つい遊んでいて嬉しくなってしまう。
しかし問題もある。“アテナ”の動きがギクシャクしてて、土壁を壊したりするときの爽快感がそがれてしまう。操作性の問題は、ビデオゲーム版のころから気になっていたので、ぜひ解決してほしい。また、1面や2面からイキなり難しいと感じるのは私だけだろうか。1面は、いわばゲームの基礎知識を覚えるためのトレーニングステージ。パワーアップをほとんど考えなくても、先に進めるくらい易しくしてもいいだろう。
『アテナ』。ファミコン版は、ビデオゲーム版のいいトコロも悪いトコロも忠実に移植したソフトといえるだろう。ゲーセンで“アテナ”に“32ドットの恋”をした若者にはおすすめだ。
(田尻 智)



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妖怪屋敷



おそろしくて長~い夜がはじまった

おもしろ・こわ~い ぞくぞ~くキャンペーン

A賞 妖怪はうすせんぷうき
君の机の上に なまあたたか~い風を送る
1,000名様

B賞 へびだま
あたためると ヘビがニョロニョロあらわれた!
2,000名様

[※この時代って、ジャリ向け商売全体で、やたらコミカルホラー的なものが流行ってた。『ゲゲボ魔獣』とか、タカラの『ホラーボール』、キョンシー関連、『魔界ゾンべえ』とか。『ギャグメイト』も妖怪・ホラーシリーズに走ったし、『ドキドキ学園』も突如妖怪ものになった。そういったコミカルホラーブームの波に便乗していこう、というムードが、『妖怪屋敷』には感じられる。あとへびだまプレゼントしすぎ]



■町内会

わたしのマップ大公開


(京都市 神農のハゲ)


(東京都 せーちゃん)



■インフォメーション

GOODS


バンダイ“Bコレクション”


サンリオ“クックズー”


三洋電機“金時郎”



■ディスクレーベル



[※ディスクライター書き換え全盛期には、こういうのが毎号ガバスの隣についてた]

COMMENT

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こんにちは。

なるほどファミコン通信と言うものあったんですね。そうですね。スーパーマリオは知っています。

確かキノコばかり食べるおじちゃんですよね。

前はファミコンは流行しましたが今は其れに変わるものが出てきましたからね。
それが時代なのかもしれませんが。
  • まーくん#79D/WHSg
  • URL
  • 2009.03.20(Fri)
  • Edit

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